ミスショット
2025/03/06
「ミス」の本質的な考え方
「テニスはミスでゲームが成り立っている」
皆さん周知の事実だと思います。
では、「ミス」ってどんな時に起こりますか??
「どんな状態、状況の時、人はミスをしますか?」
・いいボールを打った時
・回転をかけれた時
・タイミングを早くできた時
などなど、色々な要素が出てくると思います。
どれも、間違ってはないと思いますが、上記は全て自分にしか目が向いてない状態が多いです。
「いいボールを打てた」がなんで「相手が失敗する」に直結するのでしょうか??
「いいボールってそもそもなんですか??」
人がミスをする時
「重圧や嫌悪感、責任や苦手意識、恐怖や心配、不安や迷い」
同じような言葉が並びましたが、マイナスな感情が湧き出ている時にミスは起こります。
「もし次にバックに来たらどうしよう。。。」
「打ち込まれるのが怖いな。。」
「こんなボールで失敗してちゃダメだ」
「次に何が来るかわからないよ。。」
負ける時ってこんな感情が沸々と湧き上がってくることが多いと思います。
「いいショット」や「いい動き、展開」などはあくまでそれを相手に与えるための一つの手段に過ぎません。それができたからといって、勝利には直結しないケースがほとんど。
本質的に「相手が嫌がるプレーをする」ことがポイントを取る時の鉄則です。
それは、
・速いボール
・緩いボール
・チャンスボール
・回転ボール
・動きやポジション
・表情や立ち振る舞い
試合中の一つ一つの言動全てが「相手に与える影響力」になりえます。
スポーツマンシップを遵守することは、当然ですがルールに中で、ボールを打っていない時間も勝負なのです。
ミスをする本質は
「相手に雑念を抱かせ、迷いや不安の中プレーをさせ続けること」
少し、言葉が汚く、強いですが、勝ち前のあるスポーツです。
お互いにこの落とし穴にハマらずに、最後まで最高のプレーができた時は、最高の試合になることは間違いないでしょう。