ストレッチ
2025/01/14
ストレッチ
テニスは全身を使うスポーツで、柔軟性や筋肉の可動域が重要です。以下では、テニスに特に効果的なストレッチとケア方法を紹介します。
ストレッチ(ウォームアップ向け:動的ストレッチ)
試合や練習の前は、筋肉を温め、動きやすくするために動的ストレッチを行いましょう。
1. ラケットを使った肩回し
• ラケットを両手で持ち、頭の上で回すように動かします。
• 肩の可動域を広げる効果があります。
2. 腰のツイスト
• 両足を肩幅に広げ、ラケットを肩にかける。
• 腰を左右にゆっくりひねる。
• サーブやストロークに必要な腰の動きをスムーズにします。
3. ランジ+ツイスト
• 大きく一歩前に踏み出してランジ姿勢をとる。
• 両手を前に出し、上半身をひねる。
• 股関節や体幹を温める効果があります。
4. 足首回し
• 足首を片方ずつ回し、可動域を広げます。
• ステップ時の怪我予防に効果的です。
ストレッチ(クールダウン向け:静的ストレッチ)
練習後や試合後には静的ストレッチを行い、筋肉をほぐし疲労を軽減しましょう。
1. ハムストリング(太ももの裏)ストレッチ
• 座った状態で片足を伸ばし、つま先に手を伸ばします。
• ハムストリングをしっかり伸ばし、ストロークの動作をサポートします。
2. 腕・肩のストレッチ
• 片腕を胸の前に伸ばし、反対の腕で押さえる。
• ストロークやサーブで酷使する肩周りのケアに有効です。
3. 股関節ストレッチ
• 仰向けで片膝を胸に引き寄せる。
• 足をクロスさせる形で股関節周りを伸ばします。
4. 背中のストレッチ
• 四つん這いの姿勢で背中を丸めたり反らしたりする(キャット&カウポーズ)。
• ストロークで使う背中をケアします。
5. 手首・前腕ストレッチ
• 手の平を前に向けて反対の手で指を後方に引く。
• サーブやボレーで負担のかかる前腕をリリースします。
セルフケア方法
1. アイシング
• 肩、肘、膝など、負担がかかった部分を練習後に冷やします。
• 炎症を防ぎ、回復を早めます。
2. フォームローラー
• 太もも、ふくらはぎ、背中にローラーを転がして筋膜をリリースします。
• 筋肉の張りや疲労を軽減します。
3. テニスボールを使ったケア
• テニスボールを使って足裏や肩甲骨周りをほぐす。
• 痛みやこりを和らげます。
4. 湿布やクリームでケア
• 疲労がたまりやすい部分には湿布や筋肉疲労を和らげるクリームを使用します。
5. 睡眠と栄養
• 睡眠をしっかりとり、栄養バランスの良い食事を心がけます。
• 疲労回復に最も重要な要素です。
適切なストレッチとケアを取り入れることで、怪我の予防とパフォーマンス向上につながります。練習や試合後は特に念入りに行いましょう!