ボールの質とは
2025/02/20
ボールの何を持って「強い」「弱い」とする
試合中や練習の振り返りで「相手のボールが速かった」「ボールに押しがあった」「ボールが伸びてくる」などの印象が強く残ることありませんか。
今回は「相手のボールが伸びてくる」について、私の考えを書いてみます。
まず、誰もが考えることとして、
・「基礎動作ができていて、当たりがいい状態」は誰もが考えると思います。
では、そのボールは
「本当に普段受けてない程、かけ離れた質でしょうか?」
試合の反省でよく今回の項目が出てくる場合は、他の可能性も考えれるといいと思います。
それは
「錯覚」見た目と実際のズレがあるが為に、見極めを間違えて差し込まれる。
例えば、
「思い切りよく振っているが60キロで飛んでくるボール」
「かるーく打って60キロで飛んでくるボール」
受けた時に全く同じ感覚で受けるでしょうか?
本番では「相手の動きや雰囲気」も加味された状況で判断や対応をしていきます。「相手をよく見て」なんてのも当たり前。
だとすれば、視覚的なインパクトは大きと思います。また、知らないうちに刷り込まれているケースも。。
ボールの質を上げる=相手に推しがあると思わせる
ボールの質は受けてが勝手に判断します。これが答えの1つではないかと思います。
皆さんが、「力まずに打った方がいい」「上手な人は簡単そうに打つね」などの意見やポイントを気にしながら練習をする中には、ただ「いいボールが打てるようになる」だけでなく、「試合で自分たちが優位に立ち回る、雰囲気や流れを作り、相手に錯覚させある種の過大評価をしてもらう演技力のようなものも入っていると思うと、力まず打つ方が得だと俄然思ってもらえるかなと思います。
練習する際は、「リラックス」で「相手に錯覚」させるような効果もあると覚えておいてください。