疲れにくい身体を作る
2025/01/30
疲れにくい体づくり
テニスプレイヤーが疲れにくい身体を作るためには、持久力・筋持久力・回復力の向上が重要です。以下のトレーニングをバランスよく取り入れることで、試合中のスタミナを向上させ、疲労の蓄積を防ぐことができます。
① 有酸素持久力を鍛える(心肺機能向上)
目的: 長時間プレーしても息が上がらないようにする
• インターバルトレーニング(HIIT)
• 30秒ダッシュ → 30秒ジョグ(×10セット)
• 短時間で心肺機能と筋持久力を同時に強化
• 長距離ランニング
• 5~10kmのジョギング(週2~3回)
• 試合を通して持続する心肺能力を向上
• 縄跳び
• 1分跳ぶ → 30秒休憩(×5セット)
• 瞬発力+持久力の向上
② 筋持久力を鍛える(疲れにくい筋肉を作る)
目的: 同じ動作を繰り返しても疲れにくい身体を作る
• サーキットトレーニング(無酸素持久力強化)
• ①スクワット(15回)
• ②プッシュアップ(15回)
• ③プランク(30秒)
• ④ランジ(左右10回ずつ)
• ⑤バーピー(10回)
• 上記を3セット繰り返す
• コアトレーニング(体幹強化)
• プランク(60秒×3セット)
• ロシアンツイスト(20回×3セット)
• レッグレイズ(15回×3セット)
③ 爆発的なエネルギーを生み出すトレーニング
目的: 強いショットを打っても疲れないパワーをつける
• メディシンボールスラム
• メディシンボールを地面に叩きつける(10回×3セット)
• ジャンプスクワット
• 爆発的な脚力を養い、リカバリーを早くする(10回×3セット)
• ケトルベルスイング
• 股関節とコアを鍛えて、パワーを発揮しやすくする(15回×3セット)
④ 柔軟性とリカバリーを高めるストレッチ
目的: 疲労回復を早め、怪我を予防
• ダイナミックストレッチ(試合前)
• レッグスイング(前後・左右に10回ずつ)
• アームサークル(20回)
• ヒップオープナー(10回)
• 静的ストレッチ(試合後)
• ハムストリング・股関節ストレッチ(30秒ずつ)
• 腰・肩・腕のストレッチ(各30秒)
⑤ 栄養と睡眠の最適化
目的: トレーニング効果を最大化し、回復力を高める
• タンパク質(筋持久力向上)
• 鶏胸肉・魚・豆腐・プロテインを積極的に摂る
• 炭水化物(エネルギー補給)
• 全粒粉パン、玄米、バナナを試合前に摂取
• 水分補給
• こまめな水分補給+電解質を意識
• 睡眠
• 7~9時間の良質な睡眠で回復力UP
⑥ 実戦を意識した「試合形式のトレーニング」
目的: 試合中のペース配分を体に覚えさせる
• タイムマネジメント練習
• 3セットマッチを想定し、プレー中のペース配分を意識
• サイド・トゥ・サイドフットワーク
• コート上で素早く左右に動く練習(1分×3セット)
まとめ
テニスプレイヤーが疲れにくい身体を作るには、有酸素・無酸素・筋持久力・回復力のバランスが重要。
特に、インターバルトレーニング・コア強化・爆発的トレーニングを組み合わせることで、試合終盤でも動けるフィジカルを作ることができます。